2024.10.23

お知らせ

「第6回手描きPOPコンテスト」受賞作品発表

小学・中学・高校生による第6回手書きPOPコンテスト受賞作品を発表します。
近隣の小学生、中学生、高校生から375点のご応募いただき、ありがとうございました。厳正なる審査の結果、受賞者を決定致しました。
受賞作品は本学の図書室において10/28(月)~11/29(金)まで展示致します。 

【最優秀賞】

杉山 蒼葉 高校2年『夜の写本師』 乾石智子/東京創元社

最優秀賞、おめでとうございます。
丁寧に描かれた線画が見る者の目を引き、POPの役割を十分に果たしています。この世界に吸い込まれそうになる魅力がある作品です。

【優秀賞】

藤井 應誠 小学1年生『しょうがっこうがだいすき』 うい/えがしらみちこ絵/Gakken

優秀賞、おめでとうございます。
折り紙のランドセルは開けることができ、中には教科書を表現した紙を入れて、忠実に再現しています。「がっこうはたのしいよ♡」などの言葉には制作者の気持ちも込もっているように感じ、読んでみたいと思いました。

三角 里那 中学2年生『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』 汐見夏衛/スターツ出版

優秀賞、おめでとうございます。
澄み渡る青空に、特攻隊の飛行機が飛び立っている。絵のタッチが優しく想像力を膨らませてくれます。最愛の人へのラブレターを開けると、グッとくる言葉に直ぐにでも読みたくなります。

竹野 桜奈 高校1年生『おばけ桃が行く』 
ロアルド・ダール/クェンティン・ブレイク絵/柳瀬尚紀訳/評論社

優秀賞、おめでとうございます。
どう見てもお尻にしか見えませんよね。何だこれは?と思わずこちらの目を引きつける力が絵にあります。ひもを引っ張ると、一緒に冒険する虫たちがでてくる仕掛けもこらしてあります。

【佳作】

八木 利都 小学2年生 『ゆるゆる昆虫図鑑』 さるかける/まんが Gakken

佳作、おめでとうございます。
エメラルドハナバチが描かれているのですが、上に飛び出している下の紙をまわすともう一匹・・・小2とは思えない、アイデア勝ちですね。

南里 あい 中学1年生『変な家』 雨穴/飛鳥新社

佳作、おめでとうございます。
POPに描かれた家は窓がないまさしく“変な家”。その家を2人は物陰から様子をうかがっているようです。画用紙を何枚も重ねて立体的な書名にし、家の中には紹介文を書くなどの工夫が施してあり、目を引かれました。

三善 結葉 中学3年生『余命一年と宣告された僕が、余命半年の君と出会った話』 
森田碧/ポプラ社

佳作、おめでとうございます。
長いタイトルを読ませる前に、2つのコピーをキャッチさせ、興味をかき立てるPOPです。色使いが優しく、それでいて心臓の鼓動が鳴り始めるような激しさの演出が秀逸です。

桑原 美緒 中学3年生『星の王子さま』 サン=テクジュペリ/河野万里子訳/新潮社

佳作、おめでとうございます。
切り貼りしたポップ。いろいろな色を使っている中の一凜のバラ。「大切なものは目に見えないだから心で見るんだ」の文字のバランスが絶妙で良いですね。

東 香里奈 高校1年生『本好きの下剋上』 香月美夜/椎名優イラスト/TOブックス

佳作、おめでとうございます。
主人公の少女が、とても嬉しそうに本を持っている表情が印象的です。紹介文で、「書物がほとんどない世界で、本を手に入れるために色々なことに挑戦していく」のくだりで、どんな挑戦をするのかなぁ?と先を読みたくなります。