2022.10.19
学科トピックス
「第4回手描きPOPコンテスト」受賞作品発表
小学・中学・高校生による第4回手描きPOPコンテスト受賞作品を発表します。
九州内の小学生、中学生、高校生から多数のご応募をいただきました。ありがとうございました。応募作品のPOPからは「この本を是非薦めたい!」という気持ちが伝わってきました。
入賞作品は、本を通して自分が感じた事を豊かに表現してあり素晴らしい作品でした。
受賞作品は本学の図書館において、11月30日(水)まで展示します。
【最優秀賞】
・坂本 千珠 中学1年生 『54字の百物語』氏田雄介/PHP研究所
最優秀賞、おめでとうございます。
色あいを考慮した見やすい構図で伝えたいメッセージがしっかり伝わってきました。
切り絵を使うなどデザインも面白く感じ、手作りの丁寧さにも目をひきました。
【優秀賞】
・西川 慶哉 小学3年生 『猛毒生物大図鑑』長沼毅/高橋書店
優秀賞、おめでとうございます。
有毒な生物を紹介した図鑑。セアカゴケグモをPOPに描いているのは、学校の校庭にも現れるからでしょうか。「毒」の赤文字
が有毒を物語っています。
・伊藤 奈乃葉 中学2年生 『世界がもし100人の村だったら』池田香代子/マガジンハウス
優秀賞、おめでとうございます。
まるでPOPの中に100人もの人々が描かれているかのようです。一人ひとりの服装・表情・動きなどの違いやタイトルの
デザインなどに様々な工夫が施されています。
・久保 瑞季 高校2年生 『薬屋のひとりごと』日向夏/主婦の友社
優秀賞、おめでとうございます。
「毒殺にしていただけませんか」の文字が目を引きます。また、白文字と黒文字の表現はミステリーさを更に引き出しています。 手に取って読みたくなるPOPです。
【佳作】
・伊藤 由結 中学1年生 『グッドラック』アレックス・ロビラ、フェルナンド・トリアス・デ・ベス/著 田内志文/訳 ポプ ラ社
受賞、おめでとうございます。
濃淡の境目に四つ葉のクローバー、黒の「Good」と白の「Luck」。派手ではないものの、つい目がいってしまいます。文中の「魔法のクローバで幸せになるのはどっちなのか…」がうまく表現されたPOPだと思います。
・原 未結奈 中学3年生 『剣持麗子のワンナイト推理』新川帆立/宝島社
受賞おめでとうございます。
文字と貼り絵のバランスが絶妙です。紹介文を斜めにしているところにセンスが光ります。手に取って読みたくなるPOPです。
・金山 優月 中学3年生 『夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく』汐見夏衛/スターツ出版
受賞おめでとうございます。
青空や夕焼けは、まるで主人公たちが見てきた空かのように想像させます。淡く優しい色合いでまとめられている中で、
金色のハートが良いアクセントになっています。
・大橋 真美 中学3年生 『女の子はどう生きるか』上野千鶴子/岩波書店
受賞おめでとうございます。
落ち着いた背景デザインと、名刺サイズのカードに書かれたメッセージ。素朴で優しいPOPが、ジェンダー論に関する著書を
手に取りやすくしています。優れたPOPだと思います。
・田頭 詩 高校3年生 『みずとはなんじゃ?』かこさとし/小峰書店
受賞おめでとうございます。
あまりに当たり前すぎて、普段は存在を意識することのない水。でも災害で断水になるととたんに暮らしに困り、
存在の大きさ、大切さを思い知らされます。そんな身近な水について考えてみようと、本を手にしてみたくなりました。