2025.10.21
お知らせ
「第7回手描きPOPコンテスト」受賞作品発表!
小学・中学・高校生による第6回手描きPOPコンテスト受賞作品を発表します。
近隣の小学生、中学生、高校生から227点のご応募をいただきました。ありがとうございました。厳正なる審査の結果、受賞者を決定致しました。
受賞作品は本学の図書館において、10月28日(月)~11月29日(金)まで展示します。
【最優秀賞】
道山 愛華 高校3年生 『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』汐見夏衛/スターツ出版
最優秀賞、おめでとうございます。
本作は小説、映画製作、共に話題になりました。POPのデザインにおいて、つい力が入って華美になりそうなところですが抑制的です。
また、少女の前に百合の花を置く構成が見事です。文章説明も丁寧に興味を抱かせ、
POPの役割を充分に担った深い作品に仕上がっています。
【優秀賞】
木附 柚乃 中学3年生『パンどろぼうVSにせパンどろぼう』柴田ケイコ/KADOKAWA
優秀賞、おめでとうございます。
パンどろぼうの描画をクレヨンで仕上げているところにリアリティーを感じます。色を重ね愛くるしい表情を作ったところに、可愛くもいたずら心を秘めた様子が感じられます。
後藤 幸奏 中学3年生『一次元の挿し木』松下龍之介/宝島社
優秀賞、おめでとうございます。
本のカバーでは紫陽花に隠れていた髑髏を、前に出すことによって目を引くようにしたアイデアものです。古人骨について触れられているが、紫陽花も関係するのか?
德田 穂花 高校2年生『ぐりとぐら』なかがわりえこ作/おおむらゆりこ絵/福音館書店
優秀賞、おめでとうございます。
「うわっ うっ・・・キャー」のフレーズ。そして、黒いネズミ。素晴らしい想像力に度肝を抜かれました。拍手喝采です。お見事です!
【佳作】
佐々木 咲花 小学3年生 『もりのホテル』ふくざわゆみこ作・絵/学研教育出版
佳作、おめでとうございます。
POPの絵から、ホテルでお世話するのは、おじいちゃん、お父さん、お母さん、マロン(僕)と言うことが分かります。それぞれの役目を紹介して下さってますし、POPの色使いが優しいですね。どんなホテルかなぁ?と想像します。
葉玉 星七 中学2年生 『#真相をお話しします』結城真一郎/新潮社
佳作、おめでとうございます。
SNS風にデザインされ、他者のコメントに共感しタップする、つまり本の購入につながる
ような効果が感じられます。「いいね」の数やコメントの多さも、つい手に取りたくなる
工夫がされています。
大山 璃亜 中学3年生 『もしボクにしっぽがなかったら』チコママ文/かなつ久美絵/みなみ出版
佳作、おめでとうございます。
ペットを飼いたいと思っている人・飼おうとしている人に見てほしいという気持ちが伝わ
ってくるキャッチコピーですね。犬のシルエットでは、しっぽに異なる素材を使うことで
書名が表現されています。紹介文もよくまとまっていて、読んでみたいと思うPOPになっ
ています。
森本 英莉 高校2年生 『その日のまえに』重松清/文藝春秋
佳作、おめでとうございます。
避けられない「その日」が一歩一歩近づいているという切迫感と、だけど「その日」を冷
静に迎えようとする思いの両方が、うまく表現されていると感じました。
服部 つばさ 高校2年生 『君の膵臓をたべたい』住野よる/双葉社
佳作、おめでとうございます。
全体的に淡い色合いで描かれていて、儚さを感じました。対して、書名は濃い色(黒)を
使って強調しており、文字の太さも変えているところに工夫が感じられます。桜は本や枠
を超えて描くことで立体的にも見えていて、とても目が惹かれるPOPです。




