2020.01.16
学科トピックス
第15回 仏教学科報恩講(冬の法要) [1/29開催]のご案内
テーマ「苦悩を超えて生きる道」
人には日々を過ごす中で、様々な感情が生まれます。喜び、驚き、怒り、悲しみ・・・。そうした生活の中で、どうしてもうまくいかない時には、悩み苦しみます。
悩み苦しむということについて親鸞聖人は、「この五濁・五苦等は、六道に通じて受けて、未だ無き者はあらず、常にこれに逼悩す。もしこの苦を受けざる者は、すなわち凡数の摂にあらざるなり。」(『教行信証』「信巻」真宗聖典214頁)と示されています。つまり、悩み苦しみのない人はいないということでしょう。
私たちは、苦悩を、自分が生きることを障げているものであると思いがちです。だから、悩み、苦しみを周りのせいにしたり、何か他のことで紛らわせようとします。しかし、苦悩はなくなることがないと教えられています。では、その苦悩を抱えたまま、どのように生きればほんとうに生きたといえるのでしょうか。
私たちに先立って、多くの方々が、毎年報恩講を勤められてきました。親鸞聖人の教えに出遇い、さまざまな苦しみをのりこえて、人間としてほんとうに生きた人々がたくさんいるはずです。
このたびの仏教学科報恩講では、テーマを「苦悩を超えて生きる道」とし、親鸞聖人の教えに学びたいと思います。
どなたでもご参加頂けますので、是非お越しください。
記
日時:2020年1月29日(水) 13時(12時30分開場)~16時終了予定
会場:九州大谷短期大学 生涯学習センター
内容:勤行、学生法話(2年生)、感話、学習発表(1年生)
主催:九州大谷短期大学仏教学科
連絡先 九州大谷短期大学仏教学科(担当:中島、調)
〒833-0054 福岡県筑後市蔵数495-1
TEL (0942)-53-9900